公務員を4年で辞めたシンプルすぎる理由【しがみつかない人生】

公務員を辞めた理由 キャリア

元公務員の濃い茶です。

4年間勤めた県庁を年度末に退職しました。

10月の異動希望調査の時点で上司には伝え、
年明けには同僚全員に伝えて引き継ぎを入念に行い、
末日まで出勤するパーフェクト円満退社です。

つまり、職場環境に不満はなかったわけですが、
そんな私が県庁を辞めた理由をお話しします。

 

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続ける理由がなくなったから

そもそも県庁に入るときに、3年で辞めるイメージを持っていました。

辞める理由があるからではなく、
続ける理由がなくなったら終わりにする。

最初からそう決めていました。

 

そうはいっても、4年間の中で感じたきたことや変化によって
決断にいたったわけですのでその内容を綴っていきますね。

 

公務員のうちにやりたいことをやりきった

公務員の良いところの一つはやはり休日が確保されること。
その良さをフルに活用してやりたいことをやりました。

47都道府県旅行を制覇

23歳の時、25歳までに47都道府県を全て旅行するという目標を夫(当時は彼氏でしたが)と立てました。

そして24歳、3年目の夏にその目標を達成することができました。
最大でも3泊4日とはいえ、月1回以上のペースで旅行していたので有給は必須です。

これも休みを取りやすい公務員だからこそできたことです。

このように定期的に旅行に行きたい方には公務員をオススメします。
職場には毎年9連休にしてハワイに出かけている方もいました。

旅行は大好きですし楽しいのですが、
次の旅行だけを楽しみにして毎日を過ごす生活。
私は一生この生活を続けることに特段価値を見出せませんでした。

 

 

夢だった演劇

子供の頃からぼんやり好きだった演劇。

ご縁がなく、これまでできなかった演劇を4年目にはじめました。

難聴のこともあって、板の上に立つのは難しいだろうと思って尻込んでいたのですが、勇気を出してやってみることに。

何しろセリフが聞き取れないので、他の人と同じようにとはいきませんが、
団員のみんなのおかげで無事に公演を成功させることができました。

指導者もいない小さなミュージカル劇団。
その上、団員は私以外全員二十歳という若さでしたが、
一度やってみたかったお芝居ができて良かったです。

趣味を充実させたい人に公務員はオススメです。

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自分の未来が見えない

本庁2年、出先1年を経験しておおよそ県庁での仕事が見えてきました。

もちろん自分自身でやってみないとわからない部分もありますが、
先輩や上司を見ていてどんな未来が待っているのかは掴めます。

そして、私は

この先この席に座って仕事をしている自分をイメージすることができませんでした。

ビジョンが見えないことはやっても上手くいきません。

 

成長が止まった

公務員はゆるい、と言っても一応社会人の端くれですから、
ただの学生だった私からすれば学ぶことがあったわけです。

4年で3課を経験し、異動するたびに未経験業務に従事していたのですが、
4年目で仕事に慣れてきた6月頃のある日。

新たな知識を得ることはあっても直接的な成長は望めない。

身体で感じ取ってしまったのですね。
次の段階に進むには5年以上かかりますし、そこで経験できるようになることといえば議会答弁の作成や面倒ごとの調整です。
面倒ごとの調整自体はとても有用な経験だと思いますが、
5年待ってる間に止まっている時間の方がはるかに価値があります。

成長しないということは止まっているも同然。

 

安定は停滞と同じ

公務員は安定していると言いますが、
それってつまるところ前に進んでいないからなんです。

常に停滞している状態。停滞しているのはキープではありません。後退です。

そうこうしているうちに貴重な免罪符だった若さが徐々に失われていきます。

このままではマイナス成長でジリ貧だ、という焦りを毎日感じるようになりました。

 

うつ病による休職、復帰、そして

3年目にうつ病になりました。
元々の計画だと3年で退職するつもりだったのですが、
予定外のうつ病が入ってしまったためうつ病の治療に専念するため計画を1年のばしました。

90日間の療養休暇の後復職します。
うつ病はそう簡単には治りません。

根気強く付き合い続ける必要があります。

調子が悪い時は無理せず休みながら働きました。

 

色々とうつ病を回復させようと工夫してみたのですが、

結果として、

この先ずっと公務員としての毎日が続く

これが最大の原因だと悟りました。

 

仕事を辞めることが正式に決まってからは、
驚くほどピタリとうつ症状がなくなりました。

辞めてからではありません。

辞めることが決まっただけで、
今まで通り働き続けているのにうつ病が治ったのです。

通院すらも不要。

 

つまりはそういうことなんですね。

 

今、辞めなければもう辞められない

年々自動的に上がる月収とボーナス。

業務の難易度と給料には何ら関連がありません。

正直、一番難しい仕事は新採だった情報システム部門の業務だったと思います。

勤続20年だけど仕事をしてくれない人が自分たちより多くもらっていることが許せない、
と言う恨み節が若手職員からはよく聞こえてきます。

 

このままでは自動的に上がっていく給料にしがみついてしまう。
そうなってしまう前にさっさと辞めるに限ります。

 

しがみつかない人生をデザインする

私の場合は、決断に至る理由といえるほど大きな出来事があったわけでありません。
でも、自分は次へ進むべきだと感じ取ったので悩むことはありませんでした。

仕事にしろ、環境にしろ、
何かにしがみついているようでは窮屈な生き方になってしまいます。

今は何も持っていないのであっさり「安定」を手放すことができました。

でも、得るものが増えるうちに辞めるのが難しくなっていくでしょう。

引き際を自分で見極めて、しがみつかないようにする。

自由を謳歌するために大切にしていきたいですね。

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